益子町議会 2020-06-01
06月01日-議案説明・質疑・討論・採決-01号
令和 2年 6月 定例会(第8回) 令和2年6月
益子町議会第8回
定例会会議録 令和2年6月1日(月)
出席議員(16名) 1番 関 絹 江 2番 諸 田 秀 之 3番 大 内 千 嘉 夫 4番 星 野 壽 男 5番 大 関 保 6番 小 野 澤 則 子 7番 直 井 睦 8番 日 渡 守 9番 小 島 久 之 10番 岩 﨑 秀 樹 11番 髙 橋 家 光 12番 加 藤 芳 男 13番 長 岡 景 介 14番 田 茂 十 郎 15番 髙 橋 正 則 16番 小 島 富 子欠席議員(なし)
地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者 町 長 大 塚 朋 之 副 町 長 横 田 清 泰 教 育 長 岡 良 一 郎 総 務 部 長 兼 日 下 田 純 企 画 課 長 民 生 部 長 兼 河 原 平
高齢者支援課長 産 業 建 設 池 田 浩 之 部 長 総 務 課 長 髙 濱 文 夫 税 務 課 長 髙 濵 具 己 住 民 課 長 櫻 井 英 樹 健 康 福 祉 冨 賀 瀬 章 二 課 長 農 政 課 長 大 塚 栄 観 光 商 工 福 田 浩 一 課 長 建 設 課 長 飯 村 正 行 会 計 管 理 者 和 久 努 兼 会 計 課 長 学 校 教 育 石 塚 誠 課 長 生 涯 学 習 永 嶋 祐 子 課 長 監 査 委 員 大 槻 征
夫事務局職員出席者 事 務 局 長 小 堀 浩 次 長 村 上 貴 子 開会 午前10時00分
○議長(
星野壽男) ただいまの
出席議員数は16名です。 なお、環境課長ですが、身内の葬儀のため欠席となりますので、報告します。 ただいまから令和2年第8回
益子町議会定例会を開会します。 これから本日の会議を開きます。 なお、暑い方は上着を脱いで結構です。 本日の議事日程は、お手元に配りましたとおりです。 なお、本日は取材のための撮影を許可しましたので、報告します。
○議長(
星野壽男) 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員に15番、髙橋議員、1番、関議員を指名します。
○議長(
星野壽男) 日程第2、会期の決定を議題にします。 この件につきましては、去る5月20日に
議会運営委員会を開いて協議してありますので、その結果について
議会運営委員長の報告を求めます。
議会運営委員長、
小島富子議員。
◆16番(小島富子) 皆さん、おはようございます。
議会運営委員会の結果についてご報告いたします。 去る5月20日午前10時、第1
委員会室において、令和2年第8回
益子町議会定例会について
議会運営委員会を開きました。 会期は、6月1日本日から6月2日までの2日間とします。 提出された議案は、報告2件、選挙2件、承認4件、条例の一部改正6件、
補正予算5件、契約1件、損害賠償の額の決定1件、同意2件、陳情1件と閉会中の継続調査及び議員派遣であります。 なお、
一般質問通告書を5月14日12時で締め切りましたが、通告者はいませんでした。 次に、日程等の概要につきましては、お手元に配付しました議案書の
審議予定表のとおり
議会運営委員会で決定しましたので、
議員各位のご賛同をお願い申し上げ、報告といたします。
○議長(
星野壽男) 報告を終わります。 お諮りします。この定例会の会期を
議会運営委員会委員長報告のとおり、6月1日本日から6月2日までの2日間にしたいと思います。ご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(
星野壽男) 異議なしと認めます。 したがって、会期は本日から6月2日までの2日間に決定しました。
○議長(
星野壽男) 日程第3、諸般の報告を行います。 今回上程されます案件は22件です。 初めに、本日までに受理した陳情は、お手元に配りました
陳情文書表のとおりです。陳情第1号は
総務産業常任委員会に付託しましたので、報告します。 次に、
地方自治法第121条の規定により、説明のため出席を求めました者の職、氏名はお手元に配りましたとおりです。 以上で諸般の報告を終わります。
○議長(
星野壽男) 日程第4、
新型コロナウイルス感染症対策経過報告を求めます。 大塚町長。
◎町長(大塚) おはようございます。議員の皆様には
大変お忙しい中、第8
回議会定例会にご出席を賜り、誠にありがとうございます。また、議員の皆様には3月の議会の定例会以来、
新型コロナウイルスの対応のために今回の一般質問を含め、町民の皆さんに向き合うことを最優先できるよう様々なご配慮をいただきました。この場をお借りして心から御礼を申し上げます。 ここで少しお時間をいただき、
新型コロナウイルス感染症対策の経過を時系列、そして分野別に報告をさせていただきますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。
新型コロナウイルス対策本部の立ち上げからお話をさせていただきます。令和2年1月28日に国において
新型コロナウイルスに関連した
感染症対策に関する
対策推進本部会議が開催され、
対策推進本部が立ち上げられました。これを受け、益子町においても1月31日に益子町
新型コロナウイルス対策本部を設置し、同日、第1回益子町
対策本部会議を開催いたしました。情報の共有と関係機関との連携強化を図るとともに今後の対応について協議し、住民周知の強化、町内の
教育福祉施設や医療機関への
マスク配布の決定と全世帯配布への検討をし、準備を開始いたしました。 2月25日、第2回益子町
対策本部会議を開催し、全世帯に
マスク配布を決定し、月末の
広報配布日に自治会長さんに協力をいただき、配布をいたしました。 2月26日、栃木県
対策本部会議が開催され、
県主催イベントの基準が示されました。 2月28日、第3回益子町
対策本部会議を開催し、県の基準を参考に町主催のイベントの
開催基準等を決定いたしました。 同日28日、国からの小中学校における全国一斉の
臨時休業の要請を受け、町内7小中学校を3月10日から24日まで
臨時休業といたしました。 3月2日、益子町
新型コロナウイルス事業継続計画会議を開催し、各課の対応を中心に協議し、計画の策定をいたしました。 3月19日、
臨時部課長会議及び3月25日
部課長ミーティングにおいて、
新型コロナウイルス感染症に関する各課の報告と対策の検討をいたしました。 4月7日、国より7都府県の
緊急事態宣言が発せられ、同日、栃木県
対策本部会議が実施され、県の対応方針が示されました。 同日、第4回益子町
対策本部会議を開催し、4月以降の
町主催イベントの開催基準の決定及び国が
緊急事態宣言後において町の
新型コロナウイルス対策本部が特措法に基づく
市町村対策本部に移行することを決定いたしました。この頃栃木県でも1日に5人を超える陽性者が報告され、県の累計で30人を超える陽性者及び
感染経路不明者も発生し、県全体及び国全体で
新型コロナウイルスに対する不安が高まった時期であります。 4月15日、益子町に勤務するALTが
PCR検査陽性の報告を益子町
教育委員会から受けたことから、翌16日に第5回益子町
対策本部会議を開催し、ALTの
感染症発症に伴う町の対応について協議し、小中学校の5月6日までの
臨時休業の延長を決定いたしました。この場で徹底的な原因の究明と
感染拡大防止策を講じることを確認いたしました。
新型コロナウイルスに感染していたALTの勤務状況につきましては、4小学校に勤務し、4月10日には
益子西小学校において5年生、6年生の授業に参加をしておりました。 4月16日、
感染症患者発生について記者発表を行い、
発生概要説明や現状報告などをさせていただきました。 同日16日、
感染拡大防止には
濃厚接触者等の迅速な
PCR検査の実現と
県東健康福祉センターとの連携が必要なことから、
栃木県知事に要望書の提出を行いました。 同日16日、国が
緊急事態宣言を7都府県から全国に拡大、期間を5月6日までと決定したことを受け、翌17日、栃木県
対策本部会議が実施され、県の方針として4月18日から5月6日まで
外出自粛、施設の使用制限、
イベント開催自粛の要請がなされました。 翌18日、県庁において
市町村長会議が行われ、県の要請に加えて
新型コロナウイルス感染拡大防止協力金等の発表がなされました。 4月21日、
新型コロナウイルスに感染していたALTが勤務した町内4小学校全て消毒作業を終え、私も後日安全確認をしてまいりました。 同日21日、益子町役場において
臨時部課長会議を開催し、町内各施設の閉鎖や
感染拡大防止のため、
時差出勤等による勤務体系の見直しを決定いたしました。
役場庁舎窓口に
ウイルス飛散防止用シートを設置するとともに、4月22日より職員の時差出勤を実施しております。 4月27日、道の駅ましこは
ゴールデンウイーク期間の4月29日から5月6日まで休業を決定し、あわせて
生産者支援のために地元野菜の
ドライブスルー販売や町内宅配、
ネット販売を実施することといたしました。多くの皆様のご協力のおかげで、全日完売することができました。 4月28日、
芳賀地区市町長による知事及び県議長へ芳賀地区への地域外来・
検査センター、
PCR検査センターの設置に関する要望をいたしました。 5月4日、政府は
緊急事態宣言の5月31日までの延長を決定いたしましたが、同時に新しい生活様式を示しながら、
感染拡大の防止と
経済活動の維持との両立を図る取決めも示唆しました。 翌5日、栃木県
対策本部会議並びに
ウェブ市町村長会議が実施され、
県緊急事態措置を継続した上で、5月11日以降、段階的に緩和していく考えが示されました。会議後、関係部署及び関係団体との会議により、
ウェブ市町村長会議での案件を基に段階的な緩和について報告、検討をいたしました。 5月7日、益子町役場において
臨時部課長会議を開催し、
感染拡大防止のため、
時差出勤等による勤務体系の見直しを5月31日まで延長すること、町内各施設は5月12日より
マスク着用等の条件付で再開することを決定いたしました。 5月14日、国は特措法に基づく
緊急事態宣言について栃木県を含む39県で解除いたしました。国の解除の決定を受け、5月15日、栃木県
対策本部会議並びに
ウェブ市町村長会議が開催されました。ここでは特定警戒、
感染拡大注意、
感染観察という3つの
警戒レベルを示し、1週間の
感染者数、1週間の
検査陽性率、
病床稼働率、重症病床の稼働率の4項目の数値指標も設定をされました。私のほうからは、
経済活動への支援について要望をさせていただきました。
ウェブ会議終了後、同日、第6回益子町
対策本部会議を開催し、
緊急事態宣言解除後の町の対応について話し合い、
外出自粛の要請、施設の使用制限、
イベント開催の目安、学校の
臨時休業の見直し等を決定いたしました。町有施設の利用につきましては、5月24日まで全施設の貸出しを中止しておりましたが、
緊急事態措置の解除を受け、
感染症防止対策を取りながら、一部を除き利用を再開しております。 次に、学校等の対応につきましては、休業中の学習については家庭訪問や電話連絡、分散登校、動画や
オンライン学習なども活用し、学びの保障に向けて支援をしてまいりました。国の要請を受け、小中学校の
臨時休業は5月31日まで期間延長になっておりましたが、6月1日、本日から通常登校とし、引き続き
感染症予防対策を講じながら教育活動を行ってまいります。 次に、
学童クラブや保育園等につきましては、学校の
臨時休業中、児童等の受入れの場所として、朝から開所していただくなどのご協力をいただきました。また、
ましコッコハウスでも児童等の受入れをして対応をいたしました。 次に、町民に対する
経済支援対策といたしましては、町民1人当たり10万円の国からの
特別定額給付金の交付を行っております。益子町における対象世帯は8,771世帯、
支給対象者数は2万2,720人であり、栃木県内でも比較的早い5月14日から申請書の郵送を開始し、5月末日現在において約7,500世帯からの申請書を受理し、7,439件、全体の85%の
支払い処理を完了しております。この事業では、町の職員が
高齢者独り暮らしなどでご自分で申請をすることが困難と思われる77名の方の申請の支援をいたしました。また、民生委員さんにお願いをし、詐欺防止のチラシの配布も行いました。 また、
子育て世代への支援といたしましては、
児童手当受給世帯に児童1人当たり1万円の
上乗せ支給をする国の施策に加え、町独自の支援として例年の
子育て応援手当に児童1人当たり1万円分の地域通貨を
上乗せ支給をすること、同様に
ひとり親家庭受給者にも児童1人当たり2万円分の地域通貨を支給することを今議会でご議論をいただく予定であります。 町税等につきましては、法令等に基づき、徴収の猶予や一部減免の対応をしております。
徴収猶予申請の受付件数は4件でございます。
固定資産税が1件、
下水道料金が3件ということでございます。相談件数は10件程度でございます。 事業者に対する
経済支援対策といたしましては、益子町
新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金を設置し、4月29日から5月6日までの全期間に町の
休業要請に協力をしていただいた事業者を対象に10万円を交付しております。5月末日現在の状況は申請件数が176件、
交付決定件数は141件で全ての
支払い手続を完了しております。 春の陶器市につきましては、4月2日に中止が決定され、それに伴い益子焼の販路確保のため益子春の
陶器市ウェブ版を開催することといたしました。145人の作家と販売店9店が参加をし、4月29日から5月20日までの約3週間、
ネット販売を実施し、約4,740万円を売り上げることができました。
大塚実基金の貸付制度につきましては、売上げの減収により作陶作業に支障を来たす懸念のある作家に対して無利子で資金貸付けを行っており、17件の申請を受け付け、随時貸付けの手続を行っております。 また、商工会と連携して国の制度の積極的な活用に取り組んでおります。主なものといたしまして、
社会保険労務士による
緊急相談窓口及び専用回線を設置し、国の
雇用調整助成金や
持続化給付金に関する相談だけでなく、代行申請も実施するなど、より踏み込んだ支援を行っております。 栃木県からの
休業要請、協力依頼に応じて休業した飲食店の支援として、議会からも要望がありました「がんばれ!!益子の
飲食店応援プロジェクト」を実施しております。テークアウトや宅配を行っている飲食店の冊子を作成し、4月末の広報配布時に町内全戸に配布をしましたところ、町民の皆様に温かいご支援をいただくことができました。 このほか国の
緊急経済対策として、益子町へ
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金1億669万5,000円が1次配分されており、さきに申し上げました
地域経済対策や町民の生活支援のための財源として有効に活用してまいります。予算に関しましては、5月
補正予算として専決処分及び6月
補正予算に計上をさせていただいております。
ゴールデンウイーク中の
外出自粛等の効果が5月半ば頃から首都圏を中心に大きく見られ、5月25日、全国的に
緊急事態宣言が解除されました。しかし、
新型コロナウイルスが消滅をしたわけではなく、コロナが存在する社会にどう対応しながら生活を営み、
経済活動も行っていくのか、コロナとの戦いはまだまだ続きます。感染症の対策に万全を期し、益子町の
経済活動も少しでも早く回復させるためには、
オール益子で力を合わせなければいけません。町民の皆様並びに
議員各位のご理解、ご協力を賜りますよう心からお願いを申し上げまして、経過報告といたします。
○議長(
星野壽男) 報告が終わりました。 質問があればこれを許します。 7番、
直井議員。
◆7番(直井睦) ただいま町長からの丁寧なご報告をいただきまして、様々な取組は理解できております。また、町民に感染者が出ていないことは幸いだと感じているところです。 まず、1点お聞きいたします。まず、様々な経済対策施されておりますが、
ゴールデンウイーク期間中に
休業要請をいたしまして、対象となる事業者には交付金が現在も出されている、また今後出されていく予定かと思います。また、国においても
持続化給付金につきましては50%以上の
売上げ減少の事業者を対象に給付される予定となっております。県内各自治体を見回してみましても、50%に満たない減少率の事業所が多々あることと存じております。町といたしまして、今現在この地域経済の影響としての把握をどの程度されているのかお伺いしたいと思います。
○議長(
星野壽男)
産業建設部長。
◎
産業建設部長(池田) ただいまのご質問にお答えをいたします。 現在町内の事業者の方と
随時意見交換を行っておりますけれども、現在
資金繰り等で急を要しているようなところはほとんど聞いておりません。現在多いのがやはり
セーフティネット保証とかそちらのところの減収申請、いわゆる融資に対する添付書類でございますけれども、そちらのほうの申請が今極めて多くなっているという状況でございます。事業者の方とは意見交換を随時行いまして、適切な対応を取っていくようにしていきたいと思います。 以上でございます。
○議長(
星野壽男) 7番、
直井議員。
◆7番(直井睦) なかなか売上げ等の減少率の把握というのは大変な作業になるかと思います、事務事業におきましても。なるべく概要でも構わないので、この機にやっぱり6月期、今の
コロナ感染症がある程度収まっている時期に事業所の
経済内容等を把握されることも重要かと思います。先ほども申し上げたとおり、なかなか半分以下に売上げがならない事業所、多々あると思います。そのための支援策として、自治体における独自の
持続化給付金を設けられているところは多々あります。それに対して、今からというとやっぱり
スピード感がちょっと欠けるところがございますが、今後の対応策として接客を伴う
サービス業であったり、
あと従業員を多数抱える
製造加工業などのソーシャルディスタンスの確保に伴う設備投資などの補助金的今後の
対応支援として予算組み、財源の確保等も必要になってきますが、そういう施策等を検討されているということがありますか、お伺いします。
○議長(
星野壽男) 大塚町長。
◎町長(大塚) まず、益子町の
コロナウイルス対策本部の一つの特徴なのですが、各
経済団体の方に対策の本部員として入っていただいているということは、ほかの市町と少し違うところかなと思っております。商工会、それから農協、そして観光協会、こういった方々にも入っていただいております。
社会福祉協議会からも入っていただいているのですが、
経済団体がこの中に入ってきておりますので、それぞれの業種別の状況等についてはある程度把握をしていただいて、それを報告をいただいて、そしてどういう施策を打ったらいいのかといったご意見等も随時頂戴をしてまいりました。これからもこういったことに関しては各団体と連携を図って、共同でどういうふうな、限られた財源ですから、これをどのように使ったらいいかということは明日以降も本会議の中でこれからのことについての話になろうかと思うのですが、今後もその点注意して、一番効果の上がりそうなことをやってまいりたいと考えております。
○議長(
星野壽男) 7番、
直井議員。
◆7番(直井睦) さきの国会でも
補正予算として、今後の対応策として
地方創生臨時交付金等の財源措置されていますので、ぜひ町長おっしゃるように有効にやっぱり施策を考えていただいて、町内循環型の経済が保たれるよう期待しております。 以上です。
○議長(
星野壽男) 6番、
小野澤議員。
◆6番(
小野澤則子) 執行部の皆様、この非常事態に頑張っていただきまして、本当に大変だと思います。お疲れさまでございます。 1つお聞きしたいのは、昨日、北九州市の小学校で
感染者集団の
クラスターが発生したというニュースが発表されました。そこで、いつまた発生するか分からない、学校で、どこででもそうなのですけれども、そうなったときに、また経済の状況もありますので、親御さんがお勤めに行かれる、そしてお子さんがお宅にいられると、そういうときの家庭での学習状況、それはやはり
ネット環境がちゃんとしているお宅とそうでないお宅についてになると、やはり教育の格差がそこで出てきてしまうのではないかと懸念されるのですけれども、そのあたりはどのようになさるつもりなのかお聞きしたいです。
○議長(
星野壽男) 岡教育長。
◎教育長(岡) お答えをしたいと思います。 この間、本当に保護者の皆様が学習の保障あるいは日常生活の体力の問題とか、様々な問題に対して心配をされていたと思います。当初益子町におきましては、とにかく一人一人丁寧に、例えば
学習プリント、あるいは
学習ドリル、これは100%同じ条件の下で、しかも丁寧に採点をしたり、赤ペン先生的なコメントを入れたり、そしてお手紙を添えたりということで対応してまいりましたけれども、学校現場からできるだけもっと授業という形でできないかというような提案がありました。まさにそのとおりであります。益子町におきましては、それぞれの先生方の持っている力、能力、それから意欲、それを結集いたしまして、次のような対応をしたところでございます。
小野澤議員がご心配のとおり、全て100%ということはありません。実際に調べたところ、テレビがないご家庭もありまして、5月2日から6日までとちテレの
テレビ放送を紹介したところ、うちにはテレビがないので見られないというような、そういうことを訴えてきた保護者もおりますし、またパソコンやタブレットあるいはスマホ、それにつきましても100%はありません。基本は、スタートしたとおり、そういう
学習ワーク、
学習ドリルでありますけれども、その限られた中でぜひ先生方の意を酌んで、
子供たちと一緒に授業をしたいということで挑戦したのが実は
オンライン授業ということでございます。
オンライン授業には一方型と双方型がございます。一方型は動画配信型の授業でありますから、今小学校で、あるいは中学校の一部で取り組んでいる内容の中に、
パワーポイントで画面を提示して、先生の声しか聞こえないのですけれども、それでも先生の声が聞けると、しかも自分の学校の先生の声が聞けるということで、安心を持たれている
子供たちが多いと聞いております。また、実際に先生が登場して、顔を見ながら、そして
子供たちに訴えると、これも非常に好評でございます。さらに、今度双方型、
テレビ電話型授業といいますか、実際に
子供たちの顔が見える、それから発言が聞こえる、そして先生が実際に指名できるというような様々な効果がありまして、これにつきましても今後条件を整備しながら、いつ第2波、第3波が来るか分かりません。それに備えてまいりたいと、そのように考えています。しかし、そのためには、何と言ってもWi―Fiとか、それを使う機器がないとなかなか難しい状況にあります。中学校におきましては、9割を超える学校もありますし、あるいは8割を超えている学校もあります。小学校でも7割程度でしょうか、いろいろ条件がありますけれども、できる限りそういうところをこれから整備しながら、多くの生徒が同じような学び方ができるように努力をしてまいりたいと、そのように考えております。 以上でございます。
○議長(
星野壽男) 6番、
小野澤議員。
◆6番(
小野澤則子) 分かりました。やはりそういった長期化、もしまた第2波、第3波があったときの取組についてお考えになっているのはよく分かりました。 そして、もう一つお聞きしたいこともまたございまして、マスクをしての授業を受けるということですので、これから暑い時期になってまいります。エアコンの設定温度についてですとか、あと登下校の熱中症対策について対応を考えていらっしゃるのでしたら教えてください。
○議長(
星野壽男) 学校教育課長。学校教育課長(石塚) エアコンの設定については、現在のところ28度というふうにしているのですけれども、実際に
感染症対策をする上では窓を開けながらエアコンをしなければならないというふうになっていくというのがちょっと想定されますので、今現在基準は決めてはいないのですけれども、今後そのような状況で使用するにはどれぐらいが適切かということをこれからちょっと検討していかなければならぬというふうに考えております。
○議長(
星野壽男) 岡教育長。
◎教育長(岡) マスクの着用についてでありますが、これから暑くなりまして、多くの皆様は熱中症など等も踏まえて大変心配をされているところであるかと思います。特にマスク着用に当たっては、通常の授業についてはマスクを着用するというような方向で今進めております。 ただ、体育などにおきましては、どうしても熱中症などの心配もありますので、必ずしもマスクをつけることはないというのはスポーツ庁から、あるいは文科省からもそういう説明いただいていますので、そのように対応してまいりたいと思いますが、ただ教員についてはマスクを着用して指導すると。そして、しかも教員が一緒に走ったり、あるいは実技を見せたりする場合にはマスクを外すこともできますよということです。また、もしマスクを外して見学する場合には、2メートル以上のいわゆるソーシャルディスタンス、あるいはフィジカルディスタンス、これをしっかり取ってやるということです。登下校につきましても今見ているのですけれども、1メートル50ぐらいですか、2メートル以上空けている、登校するお子さんはちょっと今のところ見ておりません。ただ、マスクをしていますので、ただ今度マスク外したときにはちょっともう少し間を取って登下校するようにと、これはスクールバスも同じなものですから、そういうことで各学校に具体的な場面ごとに
感染症対策を講じるということで指導して、今日を迎えているという状況でございます。 以上でございます。
○議長(
星野壽男) 6番、
小野澤議員。
◆6番(
小野澤則子) 分かりました。 登下校時にどうしても暑い時期になってまいりますので、日傘を差して登下校させるというところも聞いております。そういうことも検討していただきたい。そして、お子さんの頭と心と体、健全な発育に力を貸していただけますよう、これからもよろしくお願いします。 以上です。
○議長(
星野壽男) 11番、髙橋議員。
◆11番(髙橋家光) 小学校、中学校の学校再開についてお伺いをいたします。 休業措置が長引いたのですけれども、6月1日からやっと学校が始まるという状況になってまいりました。学習状況、心の問題等いろんな課題はあろうかと思います。今そのような状況を捉えて、これから遅れをどのように取り返していくというふうなことを考えているかお伺いいたします。
○議長(
星野壽男) 岡教育長。
◎教育長(岡) お答えいたします。 大変学校現場におきましても、今この遅れをどのように取り戻すか、もちろん皆さんも同じ思いだと思います。町
教育委員会といたしましては、5月22日に文科省から出されました学校の新しい生活様式、これとそれから5月26日に県教委から出されました学校再開後の教育活動についての指針、これを踏まえまして、各活動場面ごとにどのような
感染症対策ができるかということを各学校にお願いをいたしまして、そして本日からスタートしたわけであります。 学校再開に当たって、大きく3つ私の考えを述べさせていただきたいと思っております。まず、1つ目が本県の警戒度、今は
感染観察、いわゆるレベル1でありますが、絶えずレベル2への意識を持ちながら、適切な教育活動を実施してまいりたいと、まず考えております。 2つ目は、
感染症対策を講じながら、何といっても学習を保障することが義務教育の責務でありますから、最大限の学びの保障を実現してまいりたいということが2つ目です。 3つ目が児童・生徒の、先ほど髙橋議員からご指摘がありました心身の状況、どういう状況で
子供たちが学校に登校しているのか。戻してしまうとか、疲れて途中で寝てしまうとか、様々な心身の状況を把握し、きめ細かな指導を行ってまいりたいと、これが学校再開に当たっての大きな3点でございます。 また、今までどおり、これは続けていかなければなりません。学校生活だけではなくて、これからは家庭生活にもお願いをしていかなければならないと思っております。いわゆる基本的な生活習慣としての手洗いとか消毒とかマスクとか、あるいは小まめに換気するとか、あるいは身体的距離の確保、ソーシャルディスタンス、フィジカルディスタンス、これをしっかり取ると。あと何といっても3密の回避、これは引き続きやっていきたいと。そして、大丈夫だと思わないで、毎朝きちっと検温すると、そしてそれを記録するということがとても大事でありますので、各学校に対しまして今後とも気を緩めることなく、これまでの指導の徹底、これをお願いしてまいりたいと思います。 そのために、今度は学習期間の確保が必要になってきます。本来ですと1学期は7月20日前後、そこで終わりますが、今回は7月31日までを第1学期と捉えまして、その後8月1日から8月16日までを、ちょっと短いのですけれども、夏季休業期間と、そういうふうにお願いしたいと思っております。そして、第2学期の始業式は8月17日からというようなことで準備を進めておりますので、どうぞご理解とご協力をお願いいたします。 以上でございます。
○議長(
星野壽男) 11番、髙橋議員。
◆11番(髙橋家光) 学校再開に向けては、どうしても先ほど言いました3密、密閉、密集、密接ですか、換気に関してはエアコンつけながらも換気をしていくというような答弁もいただきました。ただ、やはり学校は多数集まるところでございます。
子供たちとの距離もやはりどうしても近距離での接する機会が多くなろうかと思います。マスク着用ももちろんのことなのですけれども、やはり保護者共々、教員共々十分気をつけて、再発のないように取り組んでいっていきたいというふうに考えております。 以上です。
○議長(
星野壽男) 8番、日渡議員。
◆8番(日渡守) 諸般の報告等を聞きますと、対策等を十分に取られていまして、よかったかと思っております。早々とマスクの50枚、全町民に配布したのは、これも有益だと評価いたします。 学校教育に関して3点お伺いします。今も質問等ありましたので、ちょっと重複するかもしれませんけれども、どうしても学校は3密の回避、特に密集とか密接が難しいので、対策が必要かと思いますけれども、今日から学校等始まりまして、教室の座席とか、私はスクールバスなんかもちょっと心配なのですけれども、どのような指導というか、対策を取って進められているのですか、お伺いします。
○議長(
星野壽男) 岡教育長。
◎教育長(岡) ご質問にお答えをしたいと思います。 いよいよ学校が再開いたしまして、多くの皆さんが教室の配置、あるいはスクールバスの密集、密接をどのように回避したらいいのかということでご心配をいただいていることと思います。学校をぜひ一度御覧いただくということが一目瞭然であろうかと思いますが、まず教室は、文科省は40人までオーケーと言うのですけれども、必ずしもその教室の大きさにもよりますので、益子町におきましてはできるだけ、40人というクラスはありません。大体20人から30人ぐらいですので、若干の間隔はあるのですけれども、今まで壁に机をつけるということはなかったのです、廊下側、窓側。それはしっかりつけて、間を開けると。あとちょっとクロスするというのですか、そういう形での対応を行っております。 また、トイレなどもどうしてもドアノブが開いてしまうということがありまして、学校ではそれは外して、つい立てをして、そしてできるだけ
子供たち同士が触らないようにするとか、様々な工夫を行っておりますので、ここまで工夫しなければ学校は授業に取り組めないのかというような、そういう状況でありますけれども、
子供たちの安全、安心な生活を確保するということを考えれば、これは当然のことであろうと思っています。 また、スクールバスにつきましてもマスク着用はもちろんです。あと小まめにバスの中の窓を開けて換気をすると、それからできるだけ隣同士に座らないというようなことを工夫しながら対応をしているところでございます。まだまだ課題がこれから出ると思いますので、そういう課題が出ましたときには学校からの意見に真摯に耳を傾けて、
教育委員会といたしましては早めの対応をしていきたいと、そのように考えております。 あわせて、学校給食につきましても今回工夫をさせていただいて、できるだけ配膳に係る時間を少なくするように、おかずなども工夫できないかとか、そういうことで今対応しておりまして、今日、実は給食センターの職員が益子小と益子中ですか、中学校1校と小学校1校ということできちっと様子を、状況を把握していただいて、これまた何か課題があれば報告していただいて、早めの対応をしていきたいと、そのように考えております。 以上でございます。
○議長(
星野壽男) 8番、日渡議員。
◆8番(日渡守) 先ほど3点と言いましたけれども、給食の回答をいただきましたので、カットいたします。 では、もう一つなのですけれども、長期間の休校等で児童・生徒の体力が落ちているということがあっちこっちから言われています。そういう中で、児童・生徒は部活動に非常に興味、好きな子もいるわけなのですけれども、どのような手順で再開される予定なのかお伺いいたします。
○議長(
星野壽男) 岡教育長。
◎教育長(岡) おっしゃるとおりでございます。お答えいたします。 しばらく体を動かすということが本当に制限されて、
子供たち、児童・生徒の皆さんにとっては大変歯がゆい思いをしてきたのではないかなと思います。分散登校中の様子を伺いますと、初日に何か戻してしまったとか、何かもう疲れてなかなか活動がうまくできないとか、そういう報告もいただいております。特にこの6月中は部活を再開ということで今日から行っております。これスポーツ少年団、クラブチームもみんな一緒です。ただ、対外試合とか練習試合は6月いっぱいはしないということであります。そこで、とにかく部活動については子供の健康が第一ですので、まず第1週目、今日からの1週間は30分程度あるいは1時間以内、
子供たち、1年生にとりましては部活動見学が全くできなかったと、何部に入るかも分からないということで、決して無理をせず、
子供たちがゆっくりと部活動の見学ができるような1週間にしたいと考えております。それから、第2週目、8日からの週につきましては時間を1時間程度にして、長くても1時間半というふうにして、3密を避ける、あるいは用具等の消毒、いろんな工夫を今学校で考えてくださっています。そういう中にあって健康を最優先し、そして1時間程度、多くても1時間30分程度のメニューでやっていただきたいと。そして、いよいよ15日の週、第3週に入ります。ここは2時間以内と、2時間を超えてはならないということで、段階的に
子供たちの健康を観察し、心身の状況を把握しながら、無理のないようにぜひ部活動運営については進めてほしいということで、
教育委員会といたしましても各中学校のほうにお願いをしているところでございます。 以上でございます。
○議長(
星野壽男) 8番、日渡議員。
◆8番(日渡守) 児童・生徒たちの健康、体力、あと精神の安定ですか、そういうことに留意されまして、一日も早い日常生活に戻すようというか、戻られるように願って質問にいたします。 以上です。
○議長(
星野壽男) 2番、諸田議員。
◆2番(諸田秀之) 今世の中でコロナDV、コロナ離婚だとか、あとコロナによるいじめだとか、そういうふうな話が出てきております。これはコロナがまた再び活性化して、どうなっていくか分かりませんけれども、これだけ長期に続いている状況の中で、
子供たちは結構ストレスがたまっていると思われます。その中でくれぐれも暴力等、いじめ等、これから歴史を見ますと、このような感染症が出てきたときには、ある専門家のお話によりますと、発生しているというのを聞いております。あわせて、どうしてもこれまた親御さんのほうもストレスがたまって、DVとかが結構頻繁にしばしば発生しているという話もちらほら新聞等で見ました。くれぐれもその辺のところを町のほうにフォローアップしていただきたいのですけれども、現状その辺に対する何か対策とか、これまた長期再発したときに関してはその辺どのようにお考えされているかお伺いいたします。
○議長(
星野壽男) 健康福祉課長。
◎健康福祉課長(冨賀瀬) DVに関しましてですが、実際休業期間中はそれほど増えてはございません。家族が一緒にいる関係で、通告できない関係があるかどうか分からないのですが、意外と件数はございませんでした。それにつきまして、児童相談所のほうでもその辺を危惧しておりまして、これが学校が始まってから、それが今回それから通告が出てくるのではないかという、そういう心配はございます。実際休業期間中、
ゴールデンウイーク中なのですが、町の職員のほうでも2件ほど休業中、対応はしてございます。これからの学校始まってからの通告が増えるという、県と同じような見方、今町のほうもしておりますので、通告があり次第、即座に対応できるような態勢は立てております。 以上です。
○議長(
星野壽男) 2番、諸田議員。
◆2番(諸田秀之) 町としても一生懸命やっていただいているというのは分かりました。 それで、気になるのが高校生、県のほうになってしまうのかもしれませんけれども、今AO入学だとか、こういう時期になってきて、1学期って本当は大事な時期になってきております。その辺のほうもちょっと教育長さんのほうでどのようにお考えかお伺いいたします。
○議長(
星野壽男) 岡教育長。
◎教育長(岡) 高校教育でありますので、詳細については述べられないと思うのですけれども、私たちが学校再開に当たる、
臨時休業に当たって県に準じた対応を行っているところでございます。そのときに県の高校、県立高校等において特に重視しているのはやっぱり進路であります。ですから、分散登校が始まったときも進路指導を丁寧に行うということで、
子供たち一人一人との面談を中心に、授業をすぐ再開するということではなくて、そういう対応をしているというふうに聞いておりますので、今度再開してからもそういう時間を取って、生徒さんの皆さんの心理的なそういう悩み、それから大学受験に向けた遅れなどについてもしっかりと高校の先生方が対応してくれるものと私は信じておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
○議長(
星野壽男) 2番、諸田議員。
◆2番(諸田秀之) 本当に人生かかっていますので、その辺の対応、くれぐれもよろしくお願いします。 もう一つ、関連することで最後にお伺いしたいのですけれども、先ほど町長のほうからご報告いただきました。本当に益子町に関しては10万円の給付金、大変早かったかなと思って、私、安堵いたしました。その中で、やはりDVに絡む申請に関しては最初4月か何かであった、例えばこれ漏れていた方がないかどうか、対象者がいたかとか、そんなことでもしそのときに漏れていた方の対応ですとか、それで私のところに民生委員の方がつかまらないで、ちょっと私のほうに連絡来た件がありまして、例えば書き方になるとは思うのですけれども、チェックマークを入れてしまったかどうかが分からないと、そうやってもし入れてしまったときの対応等、もしお分かりでしたら最後のご確認よろしくお願いいたします。
○議長(
星野壽男) 総務部長。
◎総務部長兼企画課長(日下田) 定額給付金の関係でございますけれども、まずDV関係でございますが、こちらについては避難先市町村のほうに申出書というものを提出をしていただければ、そちらで交付をされるというような特例がございます。益子町で交付ではなくて、その生活先、そちらで交付がされるというような特例がございます。 また、高齢者の中でチェックマークを入れたかどうか分からないということで、基本的に我々チェックが入らないという前提で進めておりますので、チェックが入っていれば、まず確認作業をさせていただきます。本当にこれは要するに辞退なのかどうかということで電話等で確認をさせていただいています。そこできちっとそれが間違いだということであれば、それは間違いだということで、当然私たちは処理をするということでございます。 また、あとは申請漏れですか、こちらにつきましては8月の13日までが一応申請の期間ということで、3か月間申請の猶予を持っております。その中で、ある程度の時間が過ぎたときに申請がなければ再送付というか、確認の文書等で再度申請を促していきたいというふうに考えております。 以上です。
○議長(
星野壽男) 15番、髙橋議員。
◆15番(髙橋正則) 先ほどの
直井議員の関連で私も一言申し上げたいのですが、早い町の対策本部の設置、1月の先ほどの町長の話ですと31日には対策本部を立ち上げて、数々の対策、対応を取っていただいていることに対しましては敬意を表したいと思います。今後とも引き続き気を緩めることなく続けていっていただきたいのですが、その中で経済対策について一言だけお話をさせていただきたいと思います。 この間、国で第2次
補正予算の閣議決定がなされまして、報道によりますと各市町村が取り組んでおられる、なかなか50%の売上げ減というのは非常に厳しいハードルで、町の中の商店の皆さんの声を結構お聞きしますと、大体20%から50%の間ぐらいで売上げがダウンしておって、下野新聞の報道などを見ますと、この間も真岡市と芳賀町の対応で50%以下、30%あるいは20%ダウンしている個人並びに農業者を含む個人、企業あるいは法人に市独自の給付金の支援を実施しているというような新聞報道がなされておりましたが、先月の初め頃からそういうふうな報道が各県内の市町でやられております。国も今回の第2次補正の中でそういった市町村に対する交付の支援をする旨の報道がありました。今回第2次補正で決定になれば、町にもそれなりのお金が来るのだろうと思っておりますが、ばらまきに全部使ってしまうというのはなかなか本当に心苦しい部分はあるのですが、小売業の皆さんにお聞きしますと、やはりこの間の休業協力金で町で対応した陶芸関係ばかりではなくて、今益子町の小売業全体が非常にそういった意味で逼塞している状態があります。この間商工会でも4、6月期の今後の売上げの実態と予想というのを加盟会員に調査しておりました。そういうものが、先ほど町長の答弁にもありましたように、本部会議のメンバーに商工会が入っておりますので、今後報告が上がってくるのかとは思うのですが、ぜひその辺のところを、ばらまきはちょっとつらいところもあるのですが、何とぞその辺も含んでご検討いただければ幸いだと思うので、よろしくお願いしたいと思うのですが、いかがでございますか。
○議長(
星野壽男) 大塚町長。
◎町長(大塚) これは、今日これまでの経緯の説明をさせていただきましたので、今後に対しての要望というふうに受け止めさせていただきますが、実はこれまでの中でも今髙橋議員おっしゃるようなことも当然検討はしてまいりました。ただ、今までの中で基本的にやってこなかったのは、
売上げ減少の補填というものについては、これはどこの業界でもやってきてはいないのです。あくまで休業の協力金については、実はこれ4月の26日が日曜日だと思うのですが、このときにいろんな町民の方々から
ゴールデンウイークについて、やはり陶器市はやらないのだけれども、もしお店が開いていたら、観光客の皆さんはそれなりにお見えになるだろうと。それは何としてもやっぱり止めてもらいたいというふうな声も多数聞かれました。私は、その週の25、26日の土曜、日曜と何回か実は町内ぐるぐると回ってみたり、それから道の駅ましこもある程度定点観測をしてみますと、やはり県外ナンバーがかなりいらっしゃるというような状況がありましたので、同日実はその夕方、ここにいらっしゃいますけれども、生産者協議会の会長さんが
小島富子議員でいらっしゃって、生産者の皆さんにまずお話をさせてもらって、できればこの29日から道の駅については閉鎖を検討もしていきたいというふうな話もさせていただきました。当然生産物、農産物がもう出来上がる予定のものもあるので、これはどうにかしなければいけないという検討も会社のほうでやるからどうかというふうな話もしてもらいました。 翌日、月曜日です。実は、この協力金について決定をしたのは、商工会等にも連絡をさせていただきまして、急遽ではあるのだけれども、県の協力金では4月の21日からもうスタートしていますので、ほとんどお店がこれは間に合わないということで、実は休業をしないでお店を開けるというところも結構ありましたので、申し訳ないけれども、やはり町民の安全のために休業をお願いしたいということで、あくまで
休業要請をする以上はそのための協力金をお支払いしますというような筋立てでこの事業を始めさせていただきました。中2日でありましたが、町民の皆様、お店の方々もどうしようかというふうに迷っていらっしゃったので、踏ん切りがついたよというふうな声もいただきましたが、そういったことでの趣旨であります。ですから、特定の業界というよりは、観光客の誘引になるようなお店について、これについては
休業要請をしたということであります。あわせて、やはり休業だけでは駄目なので、売上げを上げるための、そのためのお金はこれまでの経緯の中でしてきました。それが1つは、WEB陶器市であったり、ドライブスルーの野菜の販売であったり、こういう売上げを上げるための様々な施策は取り組んできたつもりでおります。 あしたの
補正予算等についても検討をいただくのですが、益子はどうしてももう一つ言えるのが事業所の数が、これは髙橋議員もご存じだと思うのですが、商工会等ででもやはり県内でも小規模事業者が非常に多い町でもあります。そういったこともありますので、取りあえずはまずは売上げを上げるためにどんなことができるのかということをあした提案をさせていただく予定であります。その次に、第2次補正の中で、地方創生の中でどのくらい益子町のほうにいただけるか分かりませんが、その次のタイミングでどんなことができるのか、もしくは第2波、第3波のときにどんなことをしていくべきなのか、そういったこともあしたご議論を併せていただければと思っております。議員のご提案については、しっかりと受け止めをさせていただきます。 以上です。
○議長(
星野壽男) 15番、髙橋議員。
◆15番(髙橋正則) 確かに、ただここのところ年間スケジュールでお祭りなんかも中止になったり、イベント関係も中止になったりで、やはり一般小売業、我々衣料品もそうですし、酒屋さんなんかもそうですし、あとは床屋さんなんかもお話を聞くと結構厳しいとか、書店さんもなかなか人がいらっしゃってくれないとか、本当に利子補給の援助の資金のほうも対策がされているのは存じていて、それはそれでありがたいのですが、ぜひ幾らかでもこういう給付も考えていただければありがたいので、よろしく検討してください。
○議長(
星野壽男) 質疑の途中ですが、休憩をします。 休憩 午前11時04分 再開 午前11時15分
○議長(
星野壽男) 休憩前に引き続き会議を再開します。 質疑を許可します。 12番、加藤議員。
◆12番(加藤芳男) 今回世界的なコロナウイルスの対策ということで大変な思いしていますけれども、益子町で会社の営業が不振で、やっぱり休業または雇用している方を解雇されたという、そういう状況というのは掌握されているのでしょうか。
○議長(
星野壽男)
産業建設部長。
◎
産業建設部長(池田) ただいまのご質問にお答えをいたします。 まだ町のほうとして個別の事業所で解雇されたとか、そういう事象については今のところ把握をしてございません。今商工会のほうと連携をしまして、今の現況について調査をしていただいておりまして、その結果をまだ共有してございませんので、今のところ具体的にそういうものは来ておりませんが、極力
雇用調整助成金、そちらを使っていただくような形で前向きなPRをさせていただいている状況でございます。 以上でございます。
○議長(
星野壽男) 12番、加藤議員。
◆12番(加藤芳男) 商工会と連携しているということで、税金の納付通知ということで今回来ていますけれども、また国民健康保険とかいろいろな税金の納付がありますけれども、その辺の対応というのはどういうふうに考えているのかお尋ねします。
○議長(
星野壽男) 税務課長。
◎税務課長(髙濵) 町税等のほうの対応についてご説明申し上げます。 まず、町税の対応としましては3つございます。1つが地方税法に特例が盛り込まれた関係の徴収の猶予、もう一つが
固定資産税に限りますが、税の軽減措置、こちらは来年度の課税に対応ということになります。あと、もう一つが減免という3つがございます。地方税法のほうに盛り込まれました徴収の猶予のほうにつきましては、基本的に給料から天引きになる町県民税を除く基本的に全ての町税が対応になります。なので、町民税、
固定資産税、軽自動車税、国民健康保険税、全税目対応ということになります。こちらの要件が2月以降の1か月以上の期間にわたって20%以上減収した場合で、もう一つの要件がその減収によって
資金繰り等の関係で一時に納めることが難しいという規定で、その場合には1年間無担保で、延滞金なしで、徴収を猶予するという規定でございます。 もう一つ、
固定資産税のほうの軽減に関しましては、こちらは来年、令和3年度の課税が対象となります。こちらの規定につきましては、令和2年の2月から令和2年10月までの任意の3か月間の売上高が前年と比べて30%以上減少した場合に、その割合に応じて2分の1から全額を軽減するという特例でございます。こちらの特例につきましては、全額国費で負担するという形になります。ただ、こちらの特例につきましては、2年度の課税ではなくて令和3年度の課税ということになりますので、こちらも申請によって軽減が受けられるのですが、来年1月末までの申請という規定になっております。 もう一つが減免関係でございます。減免関係のほうの対象となりますのが町のほうの減免規則等に規定があるものなのですが、町県民税の個人の部分と、あと国民健康保険税の2つは減免の対象となります。町県民税のほうにつきましては町だけの規定ですので、所得が前年比で30%以上減収見込みの方につきましては前年度の所得が300万円以下の方、前年度の所得が300万円から400万円以下の方については50%以上減収見込みの方が対象ということで、減収割合に応じて減免をするという形になります。 もう一つが、国民健康保険税のほうにつきましては、こちら各自治体も特別会計の担当課のほうに、こちらも減免した場合には国のほうで補填するという通知が来ておりまして、そちらの補填割合については国の補填基準に応じて対応をしたいと考えております。こちらも国の基準によりますと20%から全額の間の基準で減免して、それによって減った分は国費で補填という形になるようでございます。 以上です。
○議長(
星野壽男) 課長にお伺いします。 今の資料として議員に配付していただけることは可能ですか。 税務課長。
◎税務課長(髙濵) 配付できるものもございますので、お昼休みにご用意いたしまして、配付いたします。
○議長(
星野壽男) いつでもいいですよ。
◎税務課長(髙濵) 分かりました。配付をいたします。
○議長(
星野壽男) 12番、加藤議員。
◆12番(加藤芳男) 今回収入が少なかったので、4期においてやっぱり4分の1ずつ納期というのがあるので、その辺の配慮をよろしくお願いしたいと思います。 あと1点、町の施設が使用制限解除ということになりました。一般の人が体育館借りてやっぱり夜あたり運動とかスポーツするということで、窓を開放してやらなくてはならないのかなということで、その辺夜になるとライトなので虫が入ってきてしまうという、その辺の対策はどう考えているのかということでお尋ねいたします。
○議長(
星野壽男) 生涯学習課長。
◎生涯学習課長(永嶋) 体育館におきましては、これまでも夏の利用の場合は窓を開けてやっていたかと思います。今後必ずそれが義務というか、対策上必要なことになりますので、今後様子を見ながら、対策が必要であれば検討してまいりたいと思います。 以上でございます。
○議長(
星野壽男) 12番、加藤議員。
◆12番(加藤芳男) では、確認なのですが、一応その窓に網戸は全部ついているのですか。
○議長(
星野壽男) 生涯学習課長。
◎生涯学習課長(永嶋) 体育館につきましては、ついてございません。
○議長(
星野壽男) 3番、大内議員。
◆3番(大内千嘉夫) 町のコロナ感染対策、大変お疲れさまです。町民からも対策が益子町は非常に早いというふうに聞いております。 質疑なのですが、児童の心のケアについて質疑したいと思います。今日から登校で、優先順位いろいろあると思うのですけれども、心のケアは非常に優先順位の高いものだと考えています。児童の心のケア、実施内容をお伺いしたいと思います。
○議長(
星野壽男) 岡教育長。
◎教育長(岡) お答えをいたします。 先ほど学校再開に当たって基本的な考え方として3つを述べさせていただきました。その中の1つに、心身の状況を把握するということでお話をさせていただいたところでございます。既に分散登校来たときから今まで学校で各中学校区に配置されておりますスクールカウンセラーの活用ですとか、あと
子供たちのいろいろな、あるいは保護者の悩みなどを伺っているソーシャルスクールワーカーの活動を今後本格的に再開するわけですけれども、併せて4月の最初に配慮する児童・生徒、毎年これ学校では一人一人の生徒を見ながら、この子にはどんな配慮をすべきかという、そういう先生方共有の児童理解の冊子を作っているのです。ですので、そういうところの中から、これからいじめも含めて
子供たちをしっかり観察をし、そしてそれが学校でできることなのか、あるいは専門機関を通したほうがいいのか、あるいは
教育委員会がサポートできるものかを慎重に判断し、そういう状況があれば直ちに対応してまいりたいと、そのように考えております。
○議長(
星野壽男) 3番、大内議員。
◆3番(大内千嘉夫) ありがとうございます。 では、時間もありますので、3点ちょっと要望というか、意見を言って終わりにしたいと思うのですけれども、やっぱりケアとか教育というのは言葉で何度も話しても効果が出ないと思いますので、動画とか写真、安心するというふうに聞いていますので、心のケアにはぜひともそのような手法を使ってほしいなということを提案したいと思います。 あとはHSC、人一倍他人に敏感な子が世界的に見て5人に1人ぐらいいるというふうに、これは病気ではないのですけれども、いると聞いています。その辺も特別に重点的にケアをお願いしたいなと思います。 最後に、町のアンケートを見ますと、外国語の授業は7割から8割の子供が楽しいという回答が来ていますので、嫌いにならないように効果のある心のケアをお願いいたします。 以上です。
○議長(
星野壽男) 5番、大関議員。
◆5番(大関保) 今までコロナウイルス対策の経過報告をいただきまして、いろいろご苦労さまでございます。大変お疲れさまで、今後も大変でしょうけれども、頑張っていただきたいと思います。益子町においては、益子町独自の陶器市ができなくなってしまったということで、WEB陶器市なんかやって知恵を絞っていただいて、大変いいことだと思っております。 そういう中で、益子町が事業所が大変多いと先ほども町長がおっしゃっていましたけれども、その中で飲食店などは特に一番歓送迎会等の多い時期、3月、4月にほとんど営業ができなかったような、お客さんがいなかったということがありました。その中で、よそでもやっているのですが、少しでも補填できるようにテークアウトのお弁当とかやられていたと思うのですが、こういう知恵のあることをやっていただいて、先ほど髙橋正則議員と似たような話になってしまいますが、こういう内容についてどの程度補填されたか、まず把握されておるでしょうか。
○議長(
星野壽男)
産業建設部長。
◎
産業建設部長(池田) ただいまのご質問にお答えをいたします。 そのような施策でどのくらいの金額が通常の営業活動で補填されたかというのは、ちょっと今のところまだ実数は把握しておりませんけれども、商工会議所のほうで前年と今年度の売上げを含めた調査を今していただいておりますので、その結果を見ると、ある程度落ち込みというところがよく明確になると思いますので、その結果を待って中身を判断していきたいと考えております。 以上でございます。
○議長(
星野壽男) 5番、大関議員。
◆5番(大関保) 今後そのようなことで把握していただいて、さらにむしろ小規模事業者が多いというか、大きい事業所が少ないので、特に今後町内の事業所が少しでも残れるよう、万が一潰れることのないようにいろいろ考えていただいて、知恵を出していただければ、知恵を出していただくのではなくて、自分らも出すのですが、知恵を出して少しでもいろんなことを挑戦していただけるような、特に今後少しでもコロナの状況がよくなれば、自分たちも多少なりとも懇親会まではいかないまでも、やはり積極的にそういうお店を使ってやれるようなことを、やれるというか、使ってお金を使えるようなことをしていきたいと思っているのですが、益子町として今後少しでも状況が好転したときに、そういうときにはどういうことを考えておるかお伺いします。
○議長(
星野壽男) 大塚町長。
◎町長(大塚) 今のは、飲食店さん向けということでよろしいでしょうか。明日改めて提案をさせていただきますけれども、今年は特別な、例えば商品券等を発行させていただくとか、あとは安全対策について飲食店さんのお話を聞きますと、歓送迎会シーズン、非常にこれ厳しい状況になったと、そのための懇親会等がなくなったと。これが例えば年末の忘年会等まで響くようだと、かなり苦境に立たされるところが多くなりそうです。そういったことを考えますと、今全国的なテーマはウィズコロナとかコロナと共存した中でどう
経済活動をしていくのかというところなので、例えばこういうつい立て等々、世界各国のいろんな状況を見ておりますと、かなり大きなつい立てを持ちながら、人がある程度集まっても大丈夫な状況をつくるとか、あとは店舗の面積の収容人数を減らしながら、そういう懇親会等も開けるようにするとかいろんな工夫をされているようでありますから、そういう事例を基に補助金等の検討もしていきながら、コロナと共存する中でどうやって益子の
経済活動がしっかりと回復できるのか、売上げを上げることができるのか、そういったことについて継続的に考えていきたいというふうに考えています。
○議長(
星野壽男) 5番、大関議員。
◆5番(大関保) 飲食店に関しましては、そういうことでお願いします。事業所は、飲食店ばかりではないので、ほかの事業者に対しても工夫次第でまだまだ補填というよりも大分事業が滞っている方もおると思いますので、ぜひ町としても考えられる知恵を出していただいて、事業所が継続していけるようによろしくお願いいたします。 以上です。
○議長(
星野壽男) 10番、岩﨑議員。
◆10番(岩﨑秀樹) コロナ予防に対していろいろご説明いただいたわけですけれども、やはり感染症予防の中で物すごく大切なことの一つに自己の免疫力を上げるという取組が非常に大切だと言われております。やはり町民個々人の皆様の免疫力を上げるプログラムなんていうのも必要だと思うのですけれども、その辺の取組についてはいかがお考えかお尋ねいたします。
○議長(
星野壽男) 健康福祉課長。
◎健康福祉課長(冨賀瀬) 感染症に対しては自己免疫力を高めることが必要だと思います。それに関しまして、当然ふだんからの運動とかにより体力をつけておくとか、そのほか食べ物、例えば豚肉によって免疫力を高めるとか、そういう方法もございますので、何か機会があればそういうホームページ、広報等を使って、食事からできる免疫の予防効果、上げる方法等も検討してまいりたいと思っています。 以上です。
○議長(
星野壽男) 10番、岩﨑議員。
◆10番(岩﨑秀樹) 新しい生活スタイルというのを打ち出されてきておりますけれども、ぜひその中にも免疫力を上げる食生活とかを入れていただくよう要望いたしまして、質問を終わります。
○議長(
星野壽男) 16番、小島議員。
◆16番(小島富子) まず、各世帯にマスクを早々と配布されたこと、日渡議員も話されておりましたけれども、皆さんから私のところへ助かりましたよと当時話しされたことがあります。それはスピーディーさがあって大変よかったと私も考えています。それは、以前にインフルエンザなども流行しているときに担当課の方から、「町では、小島さん、実は全世帯分のマスク、いざというときに用意してあるんですよ」と聞いたことがあるのですが、そういうことを思い出しました。 質問に入りますが、先日の委員会でもコロナ関係で毎年実施される集団健診、乳幼児健診が5月、6月は中止、7月以降も状況を見ながら3密の予防が解決できなくてはということでお話がありました。広い場所となると、改善センター、体育館であるという話もされましたけれども、そして唯一冷暖房設備のある体育館なので、しかし今修理しないと使えないとのお話でした。これから自然災害、地震とか、またコロナが2波、3波来ることも考えられると思いますが、町民の集団健診を含めて安全、安心のためにも改善センターの体育館、冷暖房設備を修理してはと考えますが、町のお考えをお伺いしたいと思います。
○議長(
星野壽男) 生涯学習課長。
◎生涯学習課長(永嶋) 改善センターにつきましては、空調設備の修繕ということで、当初予算でちょっと組んでいたところでございますが、それは全室ではなくて一部ということで、今回せんだって従来の今まで使っていた吸湿式のエアコンがフロンガスを利用しているものなのですが、それが漏れてしまうということで、急遽使えなくなってしまいました。ということで、今回6月補正にも上げさせていただくのですが、建物全体の空調を修繕するということに予定をしているところです。そうしますと、やはり今の時期なので、コロナウイルスの関係で順調に工事が進むかどうかというのが予定が立たないところで、早急に進めたいとは思ってはいますが、夏に間に合うかどうかというのはちょっと未定でございます。 以上です。
○議長(
星野壽男) 16番、小島議員。
◆16番(小島富子) それは、体育館も含めてということでよろしいでしょうか。
○議長(
星野壽男) 生涯学習課長。
◎生涯学習課長(永嶋) 体育館って1階の体育館でございますね。あそこなのですけれども、失礼しました。あそこにつきましては、床の部分がシロアリ等で腐食が始まっているということと、あと天井部分が落ちてきてしまうということで、ちょっと徐々に使用のほうを控えていくという考えでおります。それなので、今回の空調設備の改修の中には、申し訳ありません、含めておりません。なので、今回の夏に関しては今までの空調で対応しようとはしていたのですけれども、ちょっとそれができなくて、新規、これからにつきましても空調の対応はあそこの体育館に関してはしないということでございます。
○議長(
星野壽男) 13番、長岡議員。
◆13番(長岡景介) コロナ対策、毎日本当にご苦労さまでございます。 先日、ちゃんと私もきちんと調べていませんが、文科省のほうから教育の各家庭でいろいろドリル等を配られてやってくるということですが、親がついていられるところ、ついていられないところ、いろいろありまして、結局のところやはり学習の進捗状況というのは差が出てきていることを踏まえてだと思うのですけれども、教員の大幅に採用を増やすような記事が載っておりました。多分補助教員等も含めてかと思うのですが、そちらのほうを益子町としてもぜひ積極的にと思っているのですが、その辺の状況をお願いいたします。
○議長(
星野壽男) 岡教育長。
◎教育長(岡) お答えをいたします。 今議員のおっしゃるとおりでありまして、文科省がこの学びの遅れを取り戻すために学習指導員という名称で予算の確保、ただしこれは国が3分の1、県が3分の2の負担ということで進めているようでございます。今正しい情報ではありませんけれども、今後詳しい情報がどんどん入ってくると思うのですけれども、今益子町におきましては中学校区ごとに1名の配置を要望しております。ですので、予算もあるということで、できれば7月頭から3月まで継続してお願いしたいと思っていましたところ、予算の関係でいわゆる非常勤講師の扱い、そうすると千五、六百円になりますので、そうしますと、その予算の中で消化をすると大体7月いっぱいプラス3週間程度、ですから8月までは可能であろうと。ところが、一般の講師的な扱いをしてしまうと、1か月がせいぜいであろうということがありまして、益子町ではとにかく長い期間来てもらえるように非常勤講師をお願いしているところでございます。また、人がいないときに集まるのかということがありまして、できれば今年はこのコロナウイルス関係で学生の皆さんがなかなか教育実習が思うようにいかないと。ですから、今回をもって教育実習の一部に充ててもらえないかというようなことも踏まえて要望をしているところでございます。ですから、学生の皆さんも積極的に大学を通して応募していただけるとありがたいなと、そんなことを考えておりますので、そういう方向で今動いているということでございます。 以上でございます。
○議長(
星野壽男) 13番、長岡議員。
◆13番(長岡景介) たしか何万人単位だったものですから相当期待はしたのですけれども、今の話聞くと、がっくりというところなのですが、いろいろと予算の厳しい中でございますけれども、そちらに関しては町としても何とか予算を出しながら、もう少し幅を広げていただければなというふうに思います。 子供は、教室の中に大人が1人入っているだけで全然学習の進み方違います。やはり担任だけではカバーし切れない、そばについて見てあげるということがあれば、それは学生さんであっても全然大丈夫だと思いますので、それこそ学生ボランティア募集してもいいぐらいではないかと思うぐらいですが、いずれにいたしましても、そちらのほうの学習の遅れに関しての補助教員、そういった部類のほうの増加をお願いしたいと思うのですが、確認なのですけれども、私の知り合いが水戸でそういった補助をやっていますが、教員免許ないのです。普通のおばさんなのですが、水戸は大丈夫だと言って、彼女随分やっていますが、益子も大丈夫なのですか。その辺お願いいたします。
○議長(
星野壽男) 岡教育長。
◎教育長(岡) 非常勤講師の場合には今回お願いしている、いわゆる栃木県ではスマイルプロジェクトという名称を使っていまして、それについては免許状が必要となります。ただ、町採用の学習指導助手等については幅広い資格になりますので、いろんな資格をこちらでお願いして、それに合っている場合には採用というふうになりますが、期限付講師とか、あるいは非常勤講師については免許状が必要であると。これは県採用になりますので、よろしくお願いしたいと思います。
○議長(
星野壽男) 13番、長岡議員。
◆13番(長岡景介) 今回のことも含めてですけれども、
子供たちの学習を進めるためには、やはり大人が1人入るということはいいことなので、長期的にいろいろと益子町としても計画を入れていっていただければなと思いますので、ご一考いただければなと思います。 それと、あと一つ、今回の専決の補正の中でもありますが、特別給付の形で益子町でも23億円というお金が各個人の世帯に入ることになります。この23億円入って、さあ、どこに使っていただこうかというところが、やっぱりこれはある程度戦略的な部分も必要かと思いますけれども、それに関して先ほどちょっとこのコロナ後の経済対策で何かという話の中で特別というのはなかったような気がしますが、どうでしょう、プレミアム商品券前倒しとか、そういった入った勢いをそのままわあっと消費に向かわせるための工夫というのもどうなのかなと思いますが、その辺お考えでしょうか、お願いいたします。
○議長(
星野壽男) 観光商工課長。
◎観光商工課長(福田) プレミアム商品券の前倒しということで、商工会さんの発行事業ですので、商工会さんのほうにもちょっと話をさせていただきまして、発行時期につきましてはこれから印刷等ありますので、大幅に前倒しをすることはできないということだったのですが、ちょっと昨年よりは少しでも早い時期に発行時期のほうは考えていきたいということで、お返事のほうはいただいております。また、内容につきましてもちょっと商店街の中で飲食店や小売店のほうをサポートできるような内容で、今年度につきましては発行を考えていきたいということでお返事はいただいております。 以上でございます。
○議長(
星野壽男) 13番、長岡議員。
◆13番(長岡景介) 今の後半の部分、少し把握し切れていないのですが、いわゆる商工会に加盟していない本当に小規模の方、商店をされている、飲食やられているような方でも今回プレミアムを使えるというふうに枠を広げていただき、私は前からそのほうがいいということは提案して、実際にほかの市とかでは商工会が受付であっても申し込んでいただいた、町内で納税していただいている業者の方はどなたでもというところも実際あることはあるのですが、そういうふうな説明として受け取っていいでしょうか、それとも勘違いでしょうか。
○議長(
星野壽男) 観光商工課長。
◎観光商工課長(福田) 商工会で使えるプレミアムの店舗につきましては、商工会のほうで再度ちょっと店舗のほうを確認して、加盟店とまたは事業所的にも参加していただける事業所につきましては商工会のほうでちょっと確認をして、今回のプレミアム商品券を使える加盟店舗として考えていきたいということでお聞きしております。 以上でございます。
○議長(
星野壽男) 14番、田議員。
◆14番(廣田茂十郎) 2点ほど、先ほどからマスクが大変町民に好評だったという話がありますが、コロナウイルスの特徴はちょっと油断すると第2波、第3波、また今年の冬ということもあります。そういう中であれだけ全戸数に吐き出したわけですから、今後その辺の対応はどのようにマスク、消毒液等の対応、備蓄等はどのように考えていますか。
○議長(
星野壽男) 健康福祉課長。
◎健康福祉課長(冨賀瀬) マスクの備蓄でございますが、現在大体3万4,000ほどございます。全世帯へ配布しますと、何枚配るかにもよりますが、やはり40万枚程度は必要となりますので、それを確保するにはかなりの予算も必要となります。現在マスク1枚当たり安いところでも20円、高いところだと50円程度しますので、もうちょっと値段が落ち着いてから、できれば9月補正あたりで計上したいとは考えております。あと消毒液につきましても、アルコールにつきましては1事業所当たり80リッターしか保管できない、消防法の規定でそういう規定もございますので、分散で備蓄する方法も検討しながら9月補正対応でまいりたいと思っています。 以上です。
○議長(
星野壽男) 14番、田議員。
◆14番(廣田茂十郎) ぜひ本当に第2、第3と来たときの対応が後手に回らないように、その辺はよろしくお願いします。 それで、財政のことなのですが、これ来年がどのぐらいの影響があるかというのはちょっとまだ全然見えてこないし、非常にそういう中では難しい話だと思うのですが、財政調整基金も今回8,000万の3,000万でしたか、要するに1億近く取り崩します。そこに来て、税収も当然伸びるということはありません、ないと思います。国のほうもこれだけ大量な国債を発行しますと、今は緊急事態であれなのですけれども、国のほうの財政もかなり逼迫してくる。国が逼迫すれば、地方に回るお金も少なくなってくると、そういう形になると思います。そうした場合、益子町では新総合計画を今年策定して来年からスタートするというときに、非常に今後財政の運営というのは難しくなってくると思われます。 そういう中で、この際という言い方は変なのですが、かなり事業の見直し、本当にこれが今の益子町にとって必要かどうか、当然新総合振興計画の中でも夢ばかり語られない、現実的な話もやっていかないと多分相当厳しい財政状況に追い込まれると思っております。今後、今来年の話、また5年後の話しするのはあれかと思うのですが、その辺の財政運営の基本的な考え方、今後、今から5年後に向かってどんなふうに考えているか、それをお聞かせください。
○議長(
星野壽男) 大塚町長。
◎町長(大塚) 非常に重要なご指摘だと思います。当然来年の税収等も含め、それから今後の町の財政運営をどうするのか、これは来年度以降の経営計画にしっかり盛り込むべく、今年度のうちに財政計画、これについてはその中に組み込んでいかなければいけませんから、しっかりと検討していく。今おっしゃられたような事業の評価、こういったものも議員の皆様、それから町民の皆様とともにしっかりとしていくということが大切かなと思います。経営ですから、もちろんできるだけ経常収支比率を下げていく、固定費等々もどうやったら下げることができるのかというのも大切であります。それと、もう一つやっぱり収入をいかに増やすのかというのも考えていかないと、なかなか健全な経営といきませんから、そういった両面、これをしっかり今年度の中で様々な、コロナ対応はコロナ対応でするのですが、実は先日部課長会議の中でもコロナの対応だけではなくて、やっぱり大事な今年度、現在の新ましこ未来計画の最終年度になるので、この件と来年度新しい計画に向けてもしっかりやっていこうねというような話もさせていただきました。ご指摘のことをしっかりと受け止めて、財政運営等もしてまいりたいと思います。
○議長(
星野壽男) 14番、田議員。
◆14番(廣田茂十郎) ぜひ新総合計画も策定する上でもこの問題も考えていくということになると非常に難しいかじ取りだと思うのですか、その辺はよろしくお願いしたいと思います。 それで、今国からいろいろな形で来ています。ただ、その考え方がどうするかというのはいろいろ各自治体で分かれると思うのですが、例えばアベノマスクというのがありました、国民に2枚だけ。あれが500億近くお金がかかっている。薄くすると、全部に渡す気になると大きなお金になります。しかし、先ほど長岡議員からもありましたが、今益子に23億入ってきていますと、そういう形で。それを私はやはり循環型社会のそれをうまく地域の中で回していくような仕組みづくり、それは単なる23億来たからではなくて、これからの循環型社会が目指す方向だと思っています。それに関してどうお考えかお聞かせください。
○議長(
星野壽男) 大塚町長。
◎町長(大塚) 今薄く広くしてしまうとというふうな話がありました。私、今でも覚えているのですが、実は東日本大震災のときもやはりこうやって議員の皆さんと一緒にいろんなご議論をさせていただく中で、そのときも今田議員おっしゃるようなことを言ってくださった議員の方、先輩がいらっしゃいまして、とにかくこういうときこそ米百俵の精神なのだと。ただ単にみんなにそれを配るというよりは、何かあるお金を将来に向けてしっかりと投資をして、このお金が増えるようなこともぜひ考えてもらいたいというような議会の方からご提案を、ご教授をいただいたことを覚えております。今後について、しっかり我々が取ろうとするべき施策等がどのように費用対効果が出ていけるものなのかどうか、これは今までも議員の皆様からもご指摘いただいたことでありますが、この点についても改めていろいろ議論をしていかなければいけないなと考えております。よろしくお願いします。
○議長(
星野壽男) 7番、
直井議員。簡潔にお願いします。
◆7番(直井睦) 田議員の後で質問しづらいのですけれども、町民の皆様からよく聞かれること2点ほど少しお聞きして、または要望になってしまうかもしれませんが、お願いしたいところがあります。 まず、1点目が町主催のイベント事業の開催について、これはよく聞かれます、町民の皆様に。今年は町民まつりどうなのかな、春の陶器市はウェブ版でやったから、秋もまだ収まらないから同じようなのかなということで、これはなかなか時期的にも決定してすぐという対応は難しいと思いますので、早期にイベント等に関しては決定していただきたい部分があります。年度内は、大方やっぱり中止にするであるとか、そういう発表を少ししていただきたいというところはありますが、その点に関してはどのような対応を取られるかお願いします。
○議長(
星野壽男) 大塚町長。
◎町長(大塚) これ実は町主催の、今まさにお話がありました町民まつり、これも早めに決めてもらいたいという話も聞いているのですが、一方で私はコロナ対策の本部長をしております。その立場で、例えばもう今もう秋やりませんという話をしますと、イコール町民さえも集められないものを町外の方、要するに例えば陶器市とか
経済活動のイベント等も中止をしてくださいということになりますから、この辺のところは慎重に関係機関と歩調を合わせながら決定をしていきたいというふうに思っておりますので、コロナ対策については二、三か月先は全く読めません。なかなかこの先3か月どうなっていくのか読めないので、かなり瞬発力を持って、瞬時にいろんな対応もしていかなければいけないと思いますので、指針だけしっかり示した上で、町としては対応を町民の皆さんとともに決めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いします。
○議長(
星野壽男) 7番、
直井議員。
◆7番(直井睦) あと1点ですが、先ほど税の納付に関して対応策はいろいろあると思います。これは税の納付だけではなくて、町独自で行っている施策の一覧表、どういう方が当てはまるのか、どういう支援策があるのかというのをやっぱり少し広報事業を活発にしていただいて、広く町民の皆様にお知らせする必要があると思います。また、この支援策だけではなくて
コロナ感染症に関しても、疑義が生じた場合になかなか発熱とか、そういう出たときに一般の医療機関に行かれてしまうとやっぱり院内感染のおそれがあるという、患者さん同士。医療従事者にとっては、やっぱり対応策しっかりしているかもしれませんけれども、患者さん同士で蔓延してしまう可能性があると思いますので、そういう広報活動というのを少ししっかりしていただいて、自分がどれに当てはまるのか一目で分かるような紙媒体の印刷物であったり、ホームページであったり、そういうところをしっかり事業として活動していただきたいと思うのですが、その点要望になってしまいますが、お願いしたいところはあります。 以上です。
○議長(
星野壽男) 質問を打ち切ります。 これで
新型コロナウイルス感染症対策経過報告を終わります。 会議は午後1時より再開いたします。 休憩 午前12時00分 再開 午後 1時00分
○議長(
星野壽男) 休憩前に引き続き会議を再開します。
○議長(
星野壽男) 日程第5、報告第2号 令和元年度益子町繰越明許費繰越計算書及び報告第3号 寄附受け入れについて一括して報告を求めます。 総務部長。
◎総務部長兼企画課長(日下田) 議案書の5ページをお願いをいたします。報告第2号 令和元年度益子町繰越明許費繰越計算書。
地方自治法第213条の規定に基づき、繰り越した経費について繰越明許費繰越計算書を次のとおり調製したので、同法施行令第146条第2項の規定により報告する。 6ページをお願いをいたします。令和元年度益子町繰越明許費繰越計算書、一般会計分でございます。款、項、事業名、金額、翌年度繰越額の順に申し上げます。なお、財源内訳につきましては説明を省略をさせていただきます。 2款総務費、5項統計調査費、地籍調査事業8,282万9,000円、5,269万6,000円。 6款農林水産業費、1項農業費、担い手確保・経営強化支援事業6,750万円。こちらの事業については、翌年度への繰越しはございませんでした。 6款農林水産業費、1項農業費、農地耕作条件改善事業150万円、150万円。 6款農林水産業費、1項農業費、国営造成施設管理体制整備事業1,108万円、551万4,000円。 8款土木費、2項道路橋りょう費、町道31号線豆田橋架替事業、3,500万円、2,135万5,000円。 8款土木費、2項道路橋りょう費、町道41号線吉原橋橋りょう補修事業2,000万円、2,000万円。 8款土木費、2項道路橋りょう費、町道18号線七井大平線通学路安全対策事業700万円、700万円。 11款災害復旧費、2項農林水産業施設災害復旧費、農業用施設災害復旧事業1,620万円、1620万円。 7ページをお願いいたします。11款災害復旧費、2項農林水産業施設災害復旧費、芳賀台地土地改良区災害復旧事業1,850万2,000円、1,850万2,000円。 8ページをお願いをいたします。令和元年度益子町公共下水道事業特別会計の繰越計算書でございます。1款公共下水道事業費、2項施設管理費、汚泥処理棟工事実施設計業務3,000万円、1,900万円。 以上でございます。
○議長(
星野壽男) 総務課長。総務課長(髙濱) 9ページをお願いいたします。 報告第3号 寄附受け入れ。次のとおり寄附の申出があったので、これを受けたことについて議会に報告する。 寄附者、宇都宮市鶴田町1758番地、株式会社TKC代表取締役社長、飯塚真規。寄附年月日、令和2年4月30日。寄附物件等、金100万円。寄附目的、
新型コロナウイルス対策のため。 令和2年6月1日報告。益子町長。 以上です。
○議長(
星野壽男) これで報告第2号及び第3号を終わります。
○議長(
星野壽男) お諮りします。 大塚町長から報告第4号 株式会社ましこカンパニーの経営状況が提出されました。これを日程に追加し、追加日程第1として議題にしたいと思います。ご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(
星野壽男) 異議なしと認めます。 報告第4号を日程に追加し、追加日程第1として議題にすることに決定しました。
○議長(
星野壽男) 追加日程第1、報告第4号 株式会社ましこカンパニーの経営状況の報告を求めます。 農政課長。
◎農政課長(大塚) お手元に配付をされました資料を御覧願います。報告第4号 株式会社ましこカンパニーの経営状況。株式会社ましこカンパニーにつきましては、株主総会が5月27日に開催され、決算が承認されましたので、
地方自治法第243条の3第2項の規定に基づき、第三セクター株式会社ましこカンパニーの令和元年度の経営状況につきましてご報告をさせていただきます。 まず、1、財務の状況でございますが、(1)、貸借対照表につきましては、令和元年度が総資産1億9,043万5,000円、負債7,258万6,000円、うち有利子負債はゼロでございます。純資産1億1,784万8,000円、うち利益剰余金が5,784万8,000円でございます。 (2)、損益計算書につきましては、純売上高6億8,955万3,000円、うち受託事業等が2,282万8,000円、営業利益2,396万円、経常利益2,504万1,000円で、当期純利益が1,448万4,000円となります。 2の販売金額につきましては、損益計算書の純売上高から受託事業等を差し引いた金額で、計の6億6,672万5,000円となります。項目別売上げにつきましては、野菜、農産物加工品などの農産物商品売上高が2億3,660万7,000円、菓子類やアルコール類などの一般商品売上高が2億8,739万7,000円、レストランなどの飲食売上高が7,666万6,000円、加工所売上高が3,164万9,000円、その他売上高等が3,440万6,000円でございます。その他売上げにつきましては、自動販売機の売上手数料や屋外催事出店料など、さきの項目に含まれないものとなります。 最後に、3の来場者数でございますが、令和元年度は84万人のお客様にご来場をいただきました。 報告は以上でございます。
○議長(
星野壽男) これで報告第4号を終わります。
○議長(
星野壽男) 日程第6、選挙第1号 益子町選挙管理委員会委員の選挙を行います。 本件につきましては、現在の益子町選挙管理委員会委員の任期が令和2年6月24日で満了となるので、
地方自治法第182条第1項の規定に基づくものです。 お諮りします。選挙の方法については、
地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選にしたいと思います。ご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(
星野壽男) 異議なしと認めます。 選挙の方法は、指名推選で行うことに決定しました。 お諮りします。指名の方法については、議長が指名することにしたいと思います。ご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(
星野壽男) 異議なしと認めます。 議長が指名することに決定しました。 休憩をします。 休憩 午後 1時10分 再開 午後 1時11分
○議長(
星野壽男) 休憩前に引き続き会議を再開します。 益子町選挙管理委員会委員には茂呂博氏、久野信弘氏、野澤一志氏、菊地隆氏、以上の方を指名します。 お諮りします。ただいま議長が指名した方を選挙管理委員会委員の当選人と定めることにご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(
星野壽男) 異議なしと認めます。 したがって、ただいま指名しました茂呂博氏、久野信弘氏、野澤一志氏、菊地隆氏、以上の方が選挙管理委員会委員に当選されました。
○議長(
星野壽男) 日程第7、選挙第2号 益子町選挙管理委員会委員補充員の選挙を行います。 本件につきましても現在の益子町選挙管理委員会委員補充員の任期満了に伴い、
地方自治法第182条第1項の規定に基づくものです。 お諮りします。選挙の方法については、
地方自治法第118条第2項の規定によって指名推選にしたいと思います。ご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(
星野壽男) 異議なしと認めます。 したがって、選挙の方法は指名推選で行うことに決定しました。 お諮りします。指名の方法については、議長が指名することにしたいと思います。ご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(
星野壽男) 異議なしと認めます。 したがって、議長が指名することに決定しました。 休憩をします。 休憩 午後 1時12分 再開 午後 1時14分
○議長(
星野壽男) 休憩前に引き続き会議を再開します。 益子町選挙管理委員会委員補充員に仁平宗一氏、稲毛康二氏、三宅明男氏、小倉昭三氏、以上の方を指名します。 お諮りします。ただいま議長が指名した方を選挙管理委員会委員補充員の当選人と定めることにご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(
星野壽男) 異議なしと認めます。 したがって、ただいま指名しました仁平宗一氏、稲毛康二氏、三宅明男氏、小倉昭三氏、以上の方が選挙管理委員会委員補充員に当選されました。 次に、補充の順序についてお諮りします。 補充の順序は、ただいま議長が指名した順序にしたいと思います。ご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(
星野壽男) 異議なしと認めます。 したがって、補充の順序はただいま議長が指名した順序に決定しました。
○議長(
星野壽男) 日程第8 承認第1号 専決処分の承認(益子町税条例等の一部を改正する条例)、承認第2号 専決処分の承認(益子町国民健康保険税条例の一部を改正する条例)及び承認第3号専決処分の承認(益子町介護保険条例の一部を改正する条例)までの3件を一括議題とします。 議案の朗読は省略し、提案理由の説明を求めます。 大塚町長。
◎町長(大塚) 承認第1号 益子町税条例等の一部を改正する条例の専決処分の承認につきましては、地方税法等の一部を改正する法律等が令和2年3月31日に公布され、4月1日から施行されたことに伴い、特に緊急を要するため専決処分をしたので、
地方自治法第179条第3項の規定に基づき議会の承認を求めるものであります。 改正の主な内容について申し上げます。個人の町民税につきましては、非課税の対象に未婚を含めたひとり親の規定が追加されたため、ひとり親に含まれる寡夫の規定に加えてひとり親の規定を追加するものであります。
固定資産税につきましては、所有者の所在が不明である土地や家屋について、その使用者を所有者とみなして課税できる規定及び登記上の所有者が死亡している場合に、現所有者に賦課徴収に必要な事項を申告させることができる規定等を整備するものであります。 次に、承認第2号 益子町国民健康保険税条例の一部を改正する条例の専決処分の承認につきましては、国民健康保険法施行令の一部を改正する政令が公布され、令和2年4月1日から施行されたことに伴い、特に緊急を要するため専決処分をしたので、
地方自治法第179条第3項の規定に基づき議会の承認を求めるものであります。 改正の内容につきましては、国民健康保険税の5割軽減及び2割軽減の判定に係る基準所得を引き上げるものであります。 次に、承認第3号 益子町介護保険条例の一部を改正する条例の専決処分の承認につきましては、介護保険法施行令の一部を改正する政令等が令和2年3月30日に公布され、4月1日から施行されたことに伴い、特に緊急を要するため専決処分をしたので、
地方自治法第179条第3項の規定に基づき、議会の承認を求めるものであります。 改正の内容につきましては、令和元年10月からの消費税増税に伴う介護保険料の第1段階から第3段階の被保険者を対象とした軽減強化を完全実施するものであります。 以上でございます。
○議長(
星野壽男) 説明を終わります。 質疑を許します。 (「なし」の声あり)
○議長(
星野壽男) 質疑を打ち切ります。 次に、討論を行います。討論はありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
星野壽男) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 初めに、承認第1号を採決します。 この採決は、挙手によって行います。 日程第8、承認第1号 専決処分の承認(益子町税条例等の一部を改正する条例)を原案のとおり承認することに賛成の方は挙手願います。 (賛成者挙手)
○議長(
星野壽男) 挙手全員です。 したがって、日程第8、承認第1号 専決処分の承認(益子町税条例等の一部を改正する条例)は原案のとおり承認されました。 次に、承認第2号を採決します。 この採決は、挙手によって行います。 日程第8、承認第2号 専決処分の承認(益子町国民健康保険税条例の一部を改正する条例)を原案のとおり承認することの賛成の方は挙手を願います。 (賛成者挙手)
○議長(
星野壽男) 挙手全員です。 したがって、日程第8、承認第2号 専決処分の承認(益子町国民健康保険税条例の一部を改正する条例)は原案のとおり承認されました。 次に、承認第3号を採決します。 この採決は、挙手によって行います。 日程第8、承認第3号 専決処分の承認(益子町介護保険条例の一部を改正する条例)を原案のとおり承認することに賛成の方は挙手願います。 (賛成者挙手)
○議長(
星野壽男) 挙手全員です。 したがって、日程第8、承認第3号 専決処分の承認(益子町介護保険条例の一部を改正する条例)は原案のとおり承認されました。
○議長(
星野壽男) 以上で本日の日程は全部終了しました。 本日はこれで散会いたします。 散会 午後 1時21分...